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WORLD OF DECEITときめきと幻滅を綴った悲しき妄想
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![]() 妄想男 age:20 趣味:妄想 特技:妄想 職業:妄想 |
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3日目の朝。僕はベトナムを南北に流れるメコン川下りをした。メコン川、何と汚い色。ドブ色。 川に沿って立ち並ぶ家々も、東上線沿線の昭和初期より遺棄されたあばら家よりは断然マシな ものの、衛生観念の面で不安にさせられる。乗り込んだ船は、20年前に隅田川を行き来していた が、故障と風化がもとで遠くベトナムへタンカーで運ばれ、そこで |
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河は、海と違い、穏やかでそれほど波も立たない。というのも、河は高いところから低い ところへ流れるという重力の力が強いため、小さな波はその力にかき消されるからである。 一方、海はドコからドコへ流れるとも決まっていず、広く占める海の範囲内で、潮の満ち 干気や大気の流れに翻弄され、小さな波が重なると大きな波に相乗されるため、そこに |
おお。ようやく、川下にたどり着いたようだ。見えてきたのは、海面に根を下ろし、 海水を吸って生長するマングローブの木々。マングローブというのは、熱帯や亜熱帯地域 の河口などで、満潮になると海水が満ちてくるところに生えている植物のことで、世界中 では100種類以上の植物がマングローブと呼ばれているそうだ。 マングローブの森には、 いろ |
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次の写真はボートに乗っていたベトナム人。ならず、僕である。二日間で、もはやベトナム 人とは見分けがつかなくなっている。ナイキのシャツとか、高価そうな時計とかは、見ない で欲しい。(見えないだろうが) |
河下りした時の地図は右の通りである。僕は三角州の下側を通って、マングローブを 見てきたわけだが(川に沿って赤くボツボツあるのがマングローブ林)、中州は結構広く、 名所もたくさんある。そのうちの一つが、キティランド支部(ベトナム)で、そこには ベトナム製のキティパパマネキンが数十体、日本人観光客(主にロリ気味の女ども)を 出迎えている。 |
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中州の中央には、シンの出生地を記念する碑が立って おり、彼が1978年生まれで2003年に死亡したこと(殺害された)、他、彼の男としての全盛 時代における身長:183cm、体重:98kg、バスト:130cm、ウエスト:92cm、ヒップ:1 05cm、首まわり:43cm...などがわかる。シンといえば、知らない者もいないだろ |
だから、 イウリアは、恋多き女性だったことが窺える。そのイウリア という女性は、ケンと結婚した後、元世紀末覇者のラオウという男と内通し子供を生んだが 、その後ケンにばれて、ケンの信仰する神に彼が呪をかけたために、イウリアは病をたまわり 死んでしまう。しかし、あ・・・新記録の男が、彼女がネルガルの神に会うのをかろうじて阻止し、 種もみ |
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しかし、そこでもお門違いだとホルス神に罵られ、遊戯君の友達の本田君の 背中に跨って、ヒンズー教の廟でしばらく眠ることとなったのである。本田君は、ベトナム 人民の崇拝篤く、彼らに姿をアレンジされて、今もイウリアの側で冬の魔女の魔法をかけ られて固まっている。因みに本田君の人間としての価値は5億円弱。(城之内君の2円とは対照的) この世界において、冬の魔女の威力は強く、アスランでさえヤギの姿に変えられて手も出す べくも無い。このアスランは、背中の穴に100円を投入するとその場で上下運動をするため、 腰の筋肉を傷めロディマッサージ器が欲しいと思っている人は、是非これで治療す |
右はサウザーの廟である。聖帝十字陵は、シュウの執着心とケンの復讐心のおかげで 崩れ去った。しかし、サウザーの腹心の友であり、ケンの兄トキは、サウザーの魂を 後世に残したいとして、この廟を立てることを決意したという。トキは、十字陵が崩れ ていく中で、サウザーの尊崇する師オウガイの亡骸と有情拳で倒れたサウザーを救い出し、 サウザーに虐げられた子供達千人の魂とともに、ここベトナムの地に合祀したのである 。何とも、奇妙な話ではないか。子供達が哀れな気もするが。中段にいるのが師 オウガイで、上段中央に控えているのがサウザー、一番下で上部を支え |
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